ピアコインについての徹底解説|PoSについて

このページではビットコインから派生した暗号通貨、「ピアコイン」の特徴や基本情報のほかに、PoWに並ぶ新たなコンセンサスアルゴリズムについてお伝えいたします。

ピアコイン基本情報

「ピア」の画像検索結果

名称 Peercoin(ピアコイン)
コード PPC
開発者 Sunny King
開発組織 Sunny King
暗号化方式 SHA-256
コンセンサスアルゴリズム Proof of Work/Proof of Stake
承認目安時間 約10分
上限発行量 なし

ピアコインは、「プライムコイン」を開発した「サニーキング」と呼ばれる開発者集団によって生み出され、MITのライセンスのもとで公開されています。

※MITライセンス=マサチューセッツ工科大学を起源とする代表的なソフトウェアライセンス

ビットコインを元にしたアルトコインの中では最初にプルーフ・オブ・ステーク(PoS)の仕組みを導入しており、PoWとPoSのハイブリッド方式でブロックチェーンのネットワークを支えています。

プライムコイン(Primecoin)とは?

プライムコインとは、ピアコインを開発したサニーキングによって生み出されました。名前にprime(素数)という言葉が入っていますが、その理由はマイニングの時に特定の素数の計算を行う事に由来しています。

また、ハッシュ関数による暗号化を用いない最初の暗号通貨としても知られています。

PoS(プルーフ・オブ・ステークス)とは?

早速、新しい単語『PoS』のご説明をさせていただきます。

「また新しい専門用語か…」と溜息をついている方もいるかもしれませんが、ご安心ください。おそらく、今回はPoWをご理解されている方にとっては簡単だと思います。

まず、PoSを直訳すると、「掛け金(stake)の(of)証明(proof)」となります。株式等に知識がある方ならご存知かもしれませんね。ステークとは、「ステークホルダ―」の「ステーク」です。

つまり、PoSは、「その暗号通貨を持っている割合」の「証明」という意味になります。

  • PoSはどのような時に使われるのか?

これはもちろん、PoWと同じ場面で使用されます。つまり、暗号通貨取引の「承認」の時です。ただし、PoWでは、「仕事(work)の(of)証明(proof)」なので「最も早く計算をこなした人」が「承認した人」になりました。

これが、PoSでは「最も多くその暗号通貨を持つ者」が「承認した人」になるのです。とても分かりやすいですよね。

PoSのメリット

まず、今まで使われてきたPoWにはこんな問題点がありました。

  • 「承認」(採掘・マイニング)の際、コンピューターに膨大な計算を課す為、電気代がかかる
  • 「承認」作業がどうしても技術者が行ってしまうので、中央集権化が進んでしまう
  • 51%攻撃の可能性(過半数の人が悪意を持った嘘をついたり、非協力的になるかもしれないという可能性の問題)

これがPoSでは解決されます。というのも、

  • 計算を行わないので電気代が異常にかかってしまうことを防ぐ
  • 電気代や設備での競争にならないので参入がしやすい。持っているだけで金利を得るため一極集中が起こりずらい。
  • 51%の割合を保有することがそもそも難しく、更に51%の割合を持つ者が攻撃して価値が低下するとその攻撃した者自身が損をしてしまう。

という利点があるのです。

このように、これまでPoWが持っていた問題を解決する為にPoSは開発されました。そして現在においても利用ユーザーの負担を軽減する為に新たなシステムの開発がビットコミュニティ内で議論され続けています。

ピアコイン内におけるPoS設定について

ピアコインのPoSは、コインの保有量が多いか、または長く保有しているほど、マイニングがしやすくなるように設計されています。年間で保有量の約1%がPoSのブロック報酬として受け取れますが、最低30日以上コインを保有していなければ、PoSブロックのマイニングはできません。

また、ピアコインは設定された取引手数料の一部がマイナーの手に渡らず破棄されるのも特徴の一つです。これは、PoSにおけるピアコインの発行量に上限がないことから起こるであろうインフレの抑止力となっています。

※ピアコインのインフレ率は、毎年1%増となるように調整されていると言われています。

まとめ

いかがでしたか?今回は新しい用語が沢山出てきましたが、これからも必ず耳にすると思いますので、今のうちのぜひ覚えておいてくださいね。

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